子宮体癌を告白。
数年前、何度も繰り返し出来た子宮内膜ポリープや子宮内膜増殖症。
最終的には子宮摘出後に初期のガンであることがわかった。
その後、転移の可能性を無くすために卵巣を取るか取らないか?で悩んだけれど、転移を恐れて摘出をする事に。
急に来た更年期の症状。
手術前は極度の貧血だったらしく、体調不良が良くないまま更年期障害だったので、身体がだるいのも何もかもがいつも通りで、唯一感じたのはホットフラッシュ。
数年過ぎた今はその症状も少しマシになり、今は手術の傷口がケロイド状に晴れ上がり、体重が増えると警告のように痛むくらい。
本人としては生理痛は無かったものの、長い生理、大量の出血から解放され、子宮を取ったことや卵巣取った事についてはその苦痛から解放されて大正解!と喜んでいるのに、周囲の反応は悲しいばかり。
子宮がなくなると女性では無くなってしまったような事を平気で言う人。
癌になると、死をイメージして可哀想な物を見る目で見る人。
かなり、ネガティブで手術した本人は手術や病気のことよりそちらに衝撃を受けます。
思いもよらない反応に事実を隠す事に。
知っているのは本当に仲のいい友人と家族だけ。
昔からの仲のいい友達は本当に心配してくれるけど、単なる友達と言うのはこんな時に関係性がはっきりするんだな。。と、少し悲しく思うけど、それが現実なのかも。
もちろん、特別な友達はいるけど、友達にランクづけした事なんて無かったし、すべて、真剣に友達だと思って付き合ってきたつもりだけど、違うんだな。。と、こんな時に初めて知る。
更年期で敏感になり過ぎているのか、そんな物なのかわからないけど、女性しか持たない子宮を失うと言うことはまるで男にでもなるように思う人が居るんだな。
子宮がなくなって楽になったのに。
精神的にも毎月の鬱陶しさから解放されたはずなのに、楽になったはずなのに。
他人の反応でなんだか秘密を持たされてしまう事に。。
たまたま早期発見でラッキーな事に放射線治療も何もなく経過観察だけで済んでいるのに。。
よかったね。と言う人が少ない事。
まだまだ偏見と言うか、病気の理解が進んでいないんだなと思うと悲しいばかりです。